2022年11月4日 よし!たておんばしらだ! 職員室の外から「よし!たておんばしらだ!」という声の後、ガタンガタンと音がしてきました。何をしているのかな?と覗いてみると…。 本当に建御柱だ…。 これはすごい!と思い、保育園の御柱は、二の柱までしかお願いしなかったから、三の柱にするのはどう?と話してみると、はいよ!と向かってくれました。 すると仲間も集まってきて、何やら相談。 縄跳びをロープにして「倒れると危ないからな…」なんて言いながら、上手に縛っていました。 すると、四の柱がない事に気が付いたお友達が、何やら始めました。 「柱がないからな…」とつぶやきながら、石を柱に見立てて重ねていました。 仕上げに土を持ってきて、固め始めました。 誰も教えていないのに、小宮や保育園の御柱祭で見たことを真似ているのかな?『興味を持つ』と言うことは、こういうすごい力になるんですね! そして、四の柱どうなった???と見に行くと、小さいスコップと大きなスコップが…。子どもって面白い。 降園の際、四の柱を頑張ったお友達に、大変だったけど建てられたんだね!と話をすると、ちょっと納得のいかない顔で「やっぱね、木の柱が必要だと思うんだよ…。」と真剣な顔で、帰っていきました。 もしかしたら、建御柱物語はまだまだ続くかもしれません♡ 今日は一日中、「ヨイサ!ヨイサ!ヨイサ!」の掛け声や「ヤマノ~カミサマ~」の木遣り等々、保育園のあちらこちらからかわいい声が聞こえてきました。御柱祭の余韻が漂っています。 心と体で感じる、楽しむ、ってこういうことなのかなと、子どもたちの姿を見ながら感じています。